上京を決意することは、多くの人にとって大きな転機ですよね。だけど、時には周囲の理解を得られず、「上京しても意味がない」というような冷たい言葉をかけられることもあるんじゃないでしょうか?
上京前、もしくは上京を真剣に考えている時は、誰もが不安を抱えているため「そんなこと言わなくてもいいのに」と思いつつ、「そんな言葉」が胸の奥に突き刺さり、忘れられなくなってしまったり・・・。
惑わされず、自分の決意を貫くために、以下の4つのチェックリストを参考にしてみて!
1:「意味がない」と反対するその人は「上京」したことがあるのか?
まず、「上京しても意味がない」と言う人が実際に上京経験者であるかどうかを確認してみましょう。実際に上京を経験していない人が言う「意味がない」という意見には、まったく「意味がない」です。その「意味がない」には、敢えての「意味がない」という言葉で(心の中で)押し返してやりましょう。また、本人の体験談があるわけでもないのにそこまで反対してくる人には(自分の親含め)もしかしたら口には出さない別の事情があるかもしれません。人間ですから「寂しい」とか「心配」とか、あなたの上京したい気持ちを聞いて溢れてくる感情もあることでしょう。
事実、これはかなり意外な話ですが、私の友達で上京を頑なに母親から反対されている子がいました。「本当にやっていけるの?」と言う心配を口にしていたお母さんを尻目にその子は上京し、その後さまざまなことを経験し東京生活を楽しんだわけですが、ある日帰省した時に、その子のキラキラした姿に安心したのか母親が「あの時はごめんね」と反対していた時期のことを謝ってきたそう。どうやら、その子のお母さんも若い時に上京したかったけれど、諸事情でできなかったのだとか。「本当に行きたければ行けたけど、昔結局行かなかった自分とまだ上京前のあなたを無意識に重ね合わせて『どうせ行っても帰ってくる』と思ってしまった」と、素直な気持ちを口にしてくれたらしい。今では、「あの時自分が行かなかったのは自分の決断。あなたは自分を貫いてすごい」とも言ってくれるみたい。
深いですよね。
2:逆に「上京には意味がある」と言う人の話を聞く
次に、上京には意味があると考える人の話を聞いてみましょう。1とは反対に「上京したい」と既に考えているあなたにとって、上京の良さを再認識させてくれる事となるでしょう。
実際に東京でキャリアを築いたり、新たなチャンスを得たりした人たちの成功体験には、参考になる点が多くあります。彼らの話を聞くことで、上京のポジティブな側面や、自分にとっての可能性を再確認することができます。実体験した人たちがどのように困難を乗り越え、自分の目標を達成したのか、その過程を学ぶことで、自分の意識を高めることができるでしょう。
3:「上京には意味がない」という言葉に引っ張られる自分と向き合う
「上京には意味がない」という言葉に引っ張られている自分自身と向き合うことも重要です。その言葉に心が揺れるのは、自分の決意に対する不安や、将来への不確実性が影響しているからかもしれません。自分の中にある不安や恐れをしっかりと認識し、それをどう乗り越えるかを考えることが大切です。自分の感情に正直に向き合い、なぜそのような言葉に影響を受けるのかを理解することで、より冷静に状況を判断できるようになります。
不安な気持ちを冷静に言語化することは簡単ではないかもしれませんが、私の場合はノートに書き出してみたり、友達に話を聞いてもらうことで、だいぶ心の整理ができたことを今でも覚えています。上京前に不安事項を洗い出せば、そのための事前準備もできますし、一石二鳥です!
4:上京した後はその人次第 固い意志を持つ
上京を決意し、「上京しても意味がない」という言葉に直面したとしても、最終的にどう受け止めるかはあなた次第です。経験者の意見を参考にし、自分の不安と向き合い、最初の動機を忘れずに持ち続けることが大切です。上京後の生活やキャリア形成は、確かに困難を伴うかもしれませんが、それを乗り越えていくことで新たな道が開けます。
途中、挫折しそうなくらい辛い経験をすることもあるかもしれません。でも、その道を進み続けるか引き返すか、進むとしたらどう進んでいくか、それはすべて、最後は全部あなた次第です。
上京の経験を通じて得られるものは、必ずしも目に見える成果だけではありません。新しい環境で得られる知識、人脈、自信など、多くの財産を築くことができます。これから上京を考えている人、上京したばかりの人には、自分の夢や目標に向かってブレずに進んでいってほしいと思います。上京が意味あるものにするかどうかは、あなたの行動と努力次第です。自分を信じ、目標に向かって一歩一歩進んでいってください!
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